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LLP(有限責任事業組合)のメリット

LLPは、資金がなくても、専門技術やノウハウをもった人的資源と企業が、力を合わせて新たな事業に取り組みやすくするための事業体制度です。
そして、 この制度によって、共同事業の活性化を図るのが狙いです。

 

LLPの3つの特徴

有限責任であること     構成員課税(パススルー)     内部自治原則

 

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有限責任であること

有限責任とは、出資者が出資額までしか責任を負わなくてもいいということです。例えば、500万円の出資金で設立されたLLPが、数カ月後に1000万円の借金を抱えて解散した場合、出資者は全額弁済する必要があるのでしょうか。この場合、出資者は出資額の500万円以内での責任しか負うことはありません。つまり、出資額以上に借金を弁済する必要はないのです。

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構成員課税(パススルー課税)

LLPは法人ではなく、あくまで組合であるため法人税がかかりません。通常、法人課税の場合、法人の利益に対して法人税が課税され、さらに出資者(株主)に配当されるときに配当課税が課されます。つまり、簡単に言えば2回も課税されることになります。しかし、LLPの場合は、組合に対しての課税はなく、出資者が受けた配当に対して課税
これは、LLPの最大の特徴でもあり、最大のメリットとも言えます。

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内部自治原則

通常株式会社の場合、持株数に応じて発言力があり、また利益配当も持株数がに応じて配当されます。
しかし、LLPの場合はそのような決まりは全くなく、自分たちで自由に決めることができます。つまり、出資額に関係なく技術や貢献度などにより自由に利益分配を決めることができます。
また、取締役会や株主総会等もないため、迅速な意思決定もできます。 さらに、LLPでは損失が出た場合、出資者はその損失を他の事業所得と損益通算できることも大きな特徴です。

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LLP(有限責任事業組合)・LLC(合同会社)・株式会社の比較

LLPやLLC、さらに株式会社等との違いを見てみましょう。

  LLP LLC 株式会社
組織形態
組合

法人

法人
活動内容
営利活動
営利活動
営利活動
責  任

有限責任

有限責任

有限責任
出 資 者

2名以上

1名以上
1名以上
資 本 金
2円以上
1円以上
1円以上
配  当
制限なし

制限なし

出資割合

税  金
構成員課税

法人課税、所得税

法人課税、所得税
組織変更
株式会社へ→不可
LLCへ→不可
株式会社へ→可
LLPへ→不可

LLCへ→可
LLPへ→不可

法定費用
6万円
約10万円
約20万円

 

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